帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹については、ご存知の方も多いかと思いますが簡単にお話しさせて頂きます。 
一度、水疱瘡にかかった事のある人に起きる病気です。 
水疱瘡の症状は薬で改善されるのですが、ウイルス自体は神経に潜んだままになっています。 
 
健康な時は自己免疫によりウイルスを抑え込んでいますが、体調を崩し自己免疫が低下してくると神経に潜んでいたウイルスが活発になり帯状疱疹が引き起こされます。 
 症状は、湿疹・神経痛などが主なものです。 
帯状疱疹になった事のある方はご存じかと思いますが、神経痛が酷いことで有名です。 
神経痛の出方には個人差があるものの、大抵の方は二度と帯状疱疹にはなりたくないとおっしゃっています。 
 
近年、50歳以上の方に2社から帯状疱疹の適用があるワクチンが出ております。 
田辺三菱から出てているワクチンは、もともと水痘ワクチンとして販売されているワクチンです。 
グラクソ・スミスクラインから出ているワクチンは、帯状疱疹用に開発されたワクチンです。

田辺三菱とグラクソ・スミスクラインのワクチンの違い

田辺三菱
価格グラクソ・スミスクラインと比べ安い。(5,000~6,000円程度)
接種回数1回
有効性ワクチンを接種した方の50%弱。ワクチンの持続性も低いため数年ごとに追加接種が必要となる。
対象年齢50歳以上
グラクソ・スミスクライン
価格高価(25,000円前後)
接種回数2回(初回接種から2か月後に2回目を接種)
有効性ワクチン接種の方の92%。
ワクチンの持続性は5年は確認されている。
それ以降は、発売されて間もないため今後確認されます。
対象年齢50歳以上