PCR検査

PCR検査とは、正式名称を『ポリメラーゼ連鎖反応』(Polymerase Chain Reaction)というウイルス検査の方法です。 ウイルスの遺伝子(DNA)を増幅させることで数を増やし、どのようなウイルスか検出しやすくします。
従来から性病や肝炎のウイルス検査に使用されてきた方法です。また、遺伝子診断や親子鑑定などでも利用されています。
当院では、今まで1項目のみを測定できるPCR測定器を使用しておりました。そのため、検査時間が早くCovid-19(コロナ)とインフルエンザA/B型を同時に検査できる抗原検査を主に行ってきました。
Covid-19(コロナ)の大流行が一段落して以降、発熱で受診される患者様の原因となるウイルスや病原菌が多様化しており、一度の検査で原因が判明しないため複数の抗原検査を行うことが余儀なくされていました。
その為、当院では呼吸器感染症に関連するウイルスや細菌を15項目同時に測定できるビオメリュー社製SpotFireシステムを導入することとなりました。
ビオメリュー社製SpotFireで何がわかるの?
何のウイルスがわかる?
・新型コロナウイルス(SARS-Cov-2)・季節性コロナウイルス
・インフルエンザウイルスA・インフルエンザA/H1-2009・インフルエンザA/H3・インフルエンザB
・RSウイルス・ヒトメタニューモウイルス
・アデノウイルス・ヒトライノウイルス/エンテロウイルス・パラインフルエンザウイルス
何の細菌がわかる?
・百日咳菌・パラ百日咳菌
・クラミジア ニューモニエ・マイコプラズマ ニューモニエ
PCR検査と抗原検査の違いは
PCR検査
PCR検査は、検査方法の一つであり、正式名称を「ポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase Chain Reaction)」といいます。
ウイルスや細菌などの遺伝子情報であるDNAを複製し、増幅させて検出できるようにする技術のことです。
微量の検体に存在するウイルスや細菌などのごくわずかなDNAがあれば増幅し検査が可能なため無症状や症状の出た早い段階でも検査が可能です。
抗原検査と比べ感度の高い検査となりますが、検査時間が抗原検査の5分と比べ15~20分かかります。
抗原検査
抗原検査は、ウイルスが持つ特徴的なタンパク質を検出し、陽性・陰性の判定を行う検査のことです。
症状があれば、短時間かつ正確に検査ができるため一次スクリーニング検査として広く普及しています。
ただし、症状が出てから早い段階で検査を行った場合にはウイルスの量が少なく陰性となってしまうことがあるため注意が必要です
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